CONCEPT 3 老朽化の改善
年数に適した工事で
できるだけ早めの改善を。
建物の30歳は人間で言うと60歳。
建物が老地化した場合、そのままにしておくと不具合が起こったり、
震災時のリスクが上がったりするため、できるだけ早めに改善が必要です。
築20年のビル
築20年のビルはバブル崩壊前後に建てられた物が多く、排水管に水漏れや錆、自然劣化(クラック)などの症状が現れやすくなります。金属製の給水管であれば15~20年、樹脂製であっても20年を過ぎたあたりが修繕の目安です。
- 劣化に伴う工事では「空調設備」「給排水衛生設備」「防水」「外装補修」などを行います。
築30年のビル
築30年のビルは旧耐震(昭和56年以前)のビルが多く、早急な安全確保のため耐震対策を実施する必要があります。
「受変電設備」「エレベーター設備」「トイレ配管と臭気」「受水槽設備」「給排水衛生設備」など全面的なバリューアップ改修を行うとよいでしょう。
築40年のビル
築40年のビルは高度成長期前後に建築されたビルが多く、天井高が低めで防災性能に致命的な問題を抱えていることが多くあります。特に昭和56年の耐震性の大改正以前の建物の場合、建物の耐用年数(法定耐用年数)を過ぎており、無条件に建替えを考えている方が多い傾向にあります。すぐに建て替えが難しいケースでも、メンテナンスによって期待耐用年数を延長させる(予防:内装・外装・防水・給排水工事)工事を行う必要があるでしょう。
リノシアは建物の年数に適した工事とともに、今後の活用につながるアドバイスも行っています。
国土交通省がまとめた建物の法定耐用年数
「RC造の寿命に係る既住の研究例」
によると、「RC造建物の物理的寿命を117年」、「鉄筋コンクリート部材の効用持続年数として、一般建物の耐用年数は120年、外装仕上げにより延命し耐用年数は150年」と言われています。
例えば、日本最古のRC造の建物としては、旧横浜三井物産ビルです。106年たった今でも現役で使用されています。
主な工事
- 耐震性能
- トイレ改修
- 外壁の崩落
- 配管の老朽化
- 給排水衛生設備
- 屋上防水
- 外装補修・塗装
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